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2023/10/07 00:08
【ラズベリーとの出会い】
ラズベリーに出会った大学3年のころ。初めて完熟した実を食べ、その独特な芳香と風味に感動したあの瞬間を今でも覚えています。
それまではラズベリー自体は知っていたものの、お高いケーキの上に1粒だけトッピングされている味のしない赤いつぶつぶ、くらいの認識でした…。
ケーキのトッピングに使われるのは9割以上が海外からの輸入品。国産の方が全然美味しいのに、、なんで国産のラズベリーが流通していないのか?
ここから私の研究が始まりました。
結論からいうと、「輸入品に比べて国産ラズベリーの日持ち性が悪い」
大学時代の恩師から多大なるお力添えをいただき、現在は輸入品にも負けない日持ちのする品種を選抜し、栽培しています。
いつか国産のラズベリーが当たり前に売っている未来を目指し、日々試行錯誤を重ねています。
【代表の前職は青果市場の競り人】
野菜は生き物ですから、収穫して時間が経てば鮮度は落ちます。
だからと言って収穫してすぐ新鮮なうちに食べるのが一番かというと、必ずしもそうではなく、熟成させてから食べた方が美味しい野菜もあります。
収穫するタイミングを間違えば全然日持ちしないことだってあります。
農産物は収穫からどれだけ早く提供できるか、鮮度ばかりに注目されがちです。
でもそれって本当に美味しいの?生産者都合で無理に早採りしてない?
「品質が良い」というのは、鮮度、味、日持ち、トータルバランスで判断されるべきと私は考えています。
横浜市中央卸売市場で5年ほど野菜の目利きをほぼ毎日行い、全国各地から入荷する野菜・果物を取り扱ってきた経験を活かし、市場流通品に劣らない、本当の意味での「品質第一」を目指して栽培しています。